データのミラーリング等の用途で大変有名なrsyncですが、オプションの数があまりにも多いため、ちょっと敬遠されがち。でも基本的な使い方くらいは知っておきたいよね、という方へ。1分で読めるrsyncへの手引き。
rsyncをclient
、server
にいれ、sshでつなげるようにしておく。
rsync -avz ~/public_html/wids.net/ server:~/public_html/wids.net/
rsync -avz ~/public_html/wids.net server:~/public_html/wids.net/
-v (--verbose)
、-q (--quiet)
、-z (--compress)
、-n
(--dry-run)
は他のプログラムと共通。
-a (--archive)
-rlptgoD
をセット。r
はrecursive、l
はシンボリックリンクをシンボリックリンクとして保存、p
はパーミッション、t
は時間、g
はgroup(rootのみ)、o
はuser(rootのみ)をそれぞれ保持する。D
はデバイスファイル(rootのみ)及びスペシャルファイルをそのまま保存。-u (--update)
server
側にあるファイルがclient
側のファイルより新しいファイルは転送をスキップ。--delete
server
で削除されたファイルをclient
でも削除。自殺したい人は実行前に-n
などという弱気なことはしてはいけない。--exclude
その他のオプションの使い方についてはman
rsync
のこと。